【自営業のお金の話】土地家屋調査士の老後どうなる?
今回は、自営業のお金の話です。
自営業でまず驚くのは、税金ってこんなに高いのかということですよね。
そして収入不安定、退職金なし、年金はすずめの涙
不安ですよね。
そんな不安の中で、どうやって節税をするのか。
将来のためにどのようにお金を残すのか。
運用して増やす方法はあるのか。
そんな話をします。
今回の動画を見て動画の見て内容を実行すれば、
年収と掛ける期間にもよりますが、引退後に数百万円、数千万円多くお金を残すことができます。
ぜひ最後までご覧ください。
私は、最近までお金の勉強をしてこなかったので、随分損をしてきました。
ぜひ今日を話す内容を実践して、老後を豊かに暮らせるように資産形成をしていただきたいと思います。
それでは自営業に必要なお金の話
3つのポイントでお話します。
1つ目は、老後のためにやってはいけないこと
2つ目は、老後のためにやるべきこと
3つ目は、老後のためにやることに優先順位をつけましょう
それでは
1つ目は、老後のためにやってはいけないこと
・お酒の付き合い
起業する前は、お酒の付き合いをしないと仕事が取れないと思ってました。
でも実際には、まったくそんなことはありません。
私は以前は、お酒を飲んでいましたが今は全く飲みません。
お酒のお付き合いは、お金がかかるし、時間も奪われるし、健康へのダメージも大きいと思います。
どうしても避けられない飲み会は参加しますが、それ以外は全部お断りしております。
確かにお酒のお付き合いで仕事につながることもあるんですけど、
お酒でつながった関係というのは、仕事ではあまりいい関係ではなかったかなと思っています。
・生命保険
生命保険というのは入るものだという思いこみがあって、
18歳のときに近所のおばちゃんに勧誘されて生命保険に入りました。
それから30年ちょっとずっと継続していたのですが、最後解約にあたってはひともんちゃくあって本当にひどい目に会いました。
そもそもリーマンショックのときに運営が厳しくて保険の契約の内容を変更して掛け金を減らしたいとお願いしたんですけど、
なかなか対応してくれずに結局解約をしました。
最後に保険のおばちゃんにGoogleの口コミで最低評価をつけれてしまい。
本当にひどいおばちゃんでした。
まあ、とにかく生命保険というのは、子供が小さいうちに掛け捨てで入っておいて良いと思います。
ただしそれ以外は、必要ないです。
独身で親を受取人にするのもあまり意味ないですし、
親孝行のつもりであればもっと別の形があると思います。
また子供が大きくなれば、自分のためにお金を使うということでいいと思います。
とにかく生命保険は、必要最小限というのがよろしいと思います。
・個別銘柄の株式投資
素人が、株式投資で個別の銘柄を買うとほぼギャンブルになります。
必ずと言っていいほど最終的には損します。
私も実は、昔に大失敗しました。
素人が株式投資で勝つ方法はたった一つです。
インデックスファンドをドルコスト平均法で買うこと。
インデックスファンドというのは、新興国とか、米国とか、全世界の株式をまとめて買うお弁当パックのようなものです。
もちろん100円から、1000円、2000円程度の少額での投資も可能です。
ドルコスト平均法というのは、毎月、毎月、毎月、同じ金額だけ投資をする手法です。
このドルコスト平均法を使うとどうなるかというと、値下がりしたときには口数を多く買って、値上がりしたときには口数が少なくなります。
つまり割高のとき、割安のときに何もしなくても、自動的に調整ができているということになります。
株式は個別の銘柄ではなく、インデックスファンドで毎月の定額積み立てで買うことをおすすめします。
・銀行、証券会社のすすめる投資信託
私もさんざん投資信託やってきました。
はっきり言って無駄でした(笑)
投資信託を購入するときには、必ず手数料をチェックして下さい。
銀行、証券会社は当然ですが手数料で商売してるので、
手数料の高い投資信託(商品)を勧めてきます。
投資信託というのは年利で4%から5%の利益が出せればまあいいだろうという商品ですよね。
銀行さんの手数料はそのうち2%ひどい投資信託だと3%、4%なんてものもあります。
つまりリスクはこちらで取って利益は銀行が取るというビジネスモデルなんです。
私が、今購入している投資信託の一つにeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)というのがあります。
その年間の運用手数料が0.0968%です。
手数料3%、4%の商品もあるし、0.0968%の商品もあるということです。
お付き合いで銀行さんで投資信託を買ってもいいんですけど、
必ず手数料をチェックする。
高くても手数料が年間1.0%以下の投資信託を選んで下さい。
2つ目は、老後のためにやるべきこと
・損害賠償保険
土地家屋調査士の場合は職務上で、
損害賠償請求を受けた場合の保険というのがあります。
おそらくそうした保険というのはそれぞれの業種であると思いますので、
これは入っておきましょう。
嘘みたいな話なんですけど、
測量を間違えて、間違えた図面をもとに建物を設計しました。
いざ建物を建築すると敷地からベランダが出てしまったという話を聞いたことがあります。
これは相当な損害賠償が来ただろうなと思います。
やはり人間がやることなんでミスはあります。
損害賠償保険には入っておきましょう。
・不動産投資
私は10年くらい前から大家業をやっています。
不動産の投資というのはやるやらないで言ったら、
やったほうが良いとは思います。
ただし投資は自己責任ということになります。
不動産投資をするには、相当な勉強(情報収集)が必要です。
勉強しないと不動産業者さん等にカモられます。
実際に、どうにもならない物件を買ってしまって人生ツンじゃう人もいます。
不動産を見る力をつけるのと買いすぎないということも大切です。
たまにメガ大家とか言っちゃって不動産たくさんもってる自慢をする人がいるんですけど危ないですね。
十分勉強して無理のない範囲でやるのであれば、不動産投資は良いと思います。
・積立NISA
積立の投資信託で運用益について非課税になるのが積立NISAです。
通常、運用益の20%の課税がされます。
それが非課税になるのでおすすめです。
NISAについては、金融庁審査済みの投資信託(商品)なので、
手数料の高いボッタクリ投資信託はないということになります。
ただし内容をよく確認して理解して購入する必要があると思います。
年間40万円まで、月額3万3千333円まで積み立てることができます。
積立は再投資するにチェックするようにしてください。
再投資によって増え方が変わってきます。
あとは投資なので暴落することもあります。
10年に一回程度は、必ず暴落の局面があります。
ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックと過去にあります。
そういうときに10年間積立した投資がマイナスになることもあります。
そういうときに、もっと下がるんじゃないかという恐怖と資金繰りで売っちゃう人が多いんですけど、
そこで売らないことが大切です。
そのためには無理のない資金で投資すること
投資信託(商品)選びが重要です。
過去を遡れば暴落しても、数年後には戻ってることが多いです。
積立NISAがおすすめです。
・小規模企業共済
個人事業主、20人以下の会社の事業主は小規模企業共済に入ることができます。
ある程度所得が高くて、少しでも税金を安くしたいそんな人には、向いていおります。
小規模企業共済がおすすめです。
月に7万円(年間84万円)までを限度として、かけることができます。
掛け金は全額所得控除となります。
ただし、受け取るときは課税される。
事業をやめるときには退職金扱いになりますので、退職金の税額控除を受けることができます。
20年以内に解約すると元本割れになります。
資金をロックされる期間がありますので、余裕のある資金で行うことが必要です。
資金ロックが許容できるのであれば、小規模企業共済がおすすめです。
・IDECO(確定拠出年金)
iDeCoは、国が創設した個人型年金制度です。
例えば毎月決まった金額、5,000円から68,000円までの間から設定して60歳まで積立てる制度です。
積立金額は、全額所得控除となります。
60歳まで資金がロックされるます。
任意解約はできません。
ただし積立金額は、投資信託で運用しますので、リスクもありますが4%から5%程度の高い利回りで運用できる可能性もあります。
運用は、国民年金基金とIDECOを合わせて月6万8千円が限度額となります。
新規で申し込みをするなら、IDECO(確定拠出年金)一択でいいと思います。
・国民年金基金
IDECOが個人型の確定拠出年金であるのに対して、
国民年年金基金は、企業型の年金です。
IDECO(確定拠出年金)との併用可能で、合わせて月額6万8000円まで可能です。
掛け金は全額所得控除になります。
運用利率がどんどん下がっていて、予定利率を確認すると平成3年では5.50%だったものが
平成27年では1.50%まで下落している状況です。
昔から国民年金基金に加入している人は高い利率でいいんですけど、
新しく運用したいという人は、1.5%ということになります。
国民年金基金の場合は、物価上昇リスクを加味していないということがあります。
1.5%以上の物価が上昇した場合には、受け取るお金の価値が減ってしまうということになります。
自分で運用する投資信託で、高い利回りが期待できるIDECOのほうがおすすめです。
・自分への投資
これからインフレでお金の価値が目減りしても、税負担が重くなっても、
決して奪われないものがあります。
それが自分の知識、経験、影響力(フォロワー)です。
本、セミナー、SNSで知識と影響力を持つことに時間とお金を使いましょう。
勉強して、勉強して、勉強して、その知識をYouTubeでアウトプットします。
そうすることでフォロワー(影響力)を持つことができます。
書籍を出したら本を買ってくださいとか、
スタッフを募集します。一緒に働きませんかとか
境界線のことでお困りではありませんか。仕事の依頼を誘致するとか
フォロワー(影響力)を持つことで、できることが増えるということになります。
自分への投資がこれからは必須です。
3つ目は、老後のためにやることに優先順位をつけましょう
まずは、やめるべきことは全部止めるか必要最小限にしましょう。
お酒の付き合い、生命保険、個別銘柄の株式投資、銀行さんのすすめる投資信託
そしてやるべきことに優先順位をつけてやっていくということになります。
もちろん優先順位は人によって違います。
資金のロックに抵抗がある。
簡単に解約できない。
所得の多い、少ないというのもあります。
それぞれ違うと思いますが、独断で順位を決めますので参考にしていただければ幸いです。
それではやるべきこと
6位 不動産投資(大家業)
5位 積立NISA
4位 IDECO(確定拠出年金)
3位 小規模企業共済
2位 損害賠償保険
1位 自分への投資
ということになります。
一時、老後2千万円問題って話題になってましたけど、
なんで驚いたのかわからないんですけど、はっきり言ってもっと必要です。
これから100歳まで生きるとしたら、2000万円では足りません。
自分の身は、他ではない自分で守りましょう。
ぜひ今日の話を実行していただければ幸いです。