土地家屋調査士で開業してもうまくいかない人3選
今回は、土地家屋調査士として開業してもうまくいかない人3選という話しをします。
ご自身がこのパターンに当てはまっていないかご確認ください。
土地家屋調査士に限らず、他の士業の人、自営業者さんには役立つ情報です。
ぜひ最後までご覧ください。
どーも(^^)
開業20年、土地家屋調査士、杉山です。
このチャンネルでは、土地家屋調査士としての経験、知識、考え方をお話しています。
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開業してもうまくいかない人3選
1つ目は、完璧主義な人
2つ目は、一人勝ちしようとする人
3つ目は、マウンティングする人
それでは
1つ目は、完璧主義な人
完璧主義の人というのは、欠点が大きくてどの業界でも敬遠される存在です。
失敗を恐れるあまりに、新しいことにチャレンジできない。
周りから見るとどうでも良いことに、こだわって仕事が進まない。
仕事のキャパが小さすぎる。業務の処理能力が低い。
そんなことがあって、通常は完璧主義をまわりが治そうとするんです。
とにかく考えながら動けとか
80点でいいから仕事を完成させろとか
失敗してもいいからチャレンジしろとか
言ってまわりが、変えようとしまうよね。
土地家屋調査士のような失敗が許されない仕事。
ちょっとしたミスが大きな問題になってしまう仕事では、
特に新人のうちは、完璧主義が許容されるんです。
時間はかかるけど、慎重な仕事で安心できる。
ミスがなくて素晴らしい。
みたいな感じです。
それがベテランになると、まれにモンスター完璧主義者みたいになる人がいます。
この人に頼んでも全然仕事が進まない。
起こりもしないようなことを想定してしまう。
自分の思い通りにならないと怒りだす。
まわりからすると、手がつけられない厄介な人になってしまう。
会社の中ならともかく、自営業になると関わるのはやめておこうという存在になっちゃいます。
完璧主義は仕事では、有害なので心当たりの人は治す努力をしましょう。
2つ目は、一人勝ちしようとする人
テイカーというのは、要はくれくれちゃんです。
他人から成果を奪っていくだけの人
テイカーはうまくいきませんという話です。
分類としては、成功しやすい順番として、
①ギバー
周囲に与えて与えて与えまくる人
そして与えるだけではなくて自分の利益もきちんと考える人
これが世の中でもっとも成功しやすいパターンです。
最近のビジネスの成功のパターンとして、
最初は無料で使わせてシェアを取ってから有料にして回収するパターンですよね。
LINEも、Facebookも、Googleもみんなそのやり方です。
②マッチャー
自分が与えられた分は、お返しするバランス型です。
これが世の中で一番多いタイプです。
③テイカー
一人勝ちしようとする人。
人の利益を横取りする人。
テイカーがなぜ成功しないかと言うと、まわりから排除されるからです。
最初は、いい人っぽい感じがするので分かりづらいんですけど、必ずボロが出るんですよ。
私なんかは、テイカーセンサーがビンビンに働いてますから、すぐに排除です。
話さない、目線あわせない、近づかないようにします。
なのでテイカーは、自分がテイカーだとバレるまでの間だけ、搾取を続ける。
あとは、テイカー同士でつるむしかないという効率の悪い戦法なので、テイカーは結局は負けます。
④ボトムのギバー
与えて与えて与えまくって、自分の利益もすべて与えてしまう人。
自分を犠牲にするギバーです。
これが、もっとも成功しないパターンです。
かつての私がこのパターンにハマっていたのでよくわかります。
結局は、テイカーの食い物にされてしまうということです。
強烈なテイカーに合うとボロボロになるまでやられます。
結論をいうと共通するのは、テイカーを見たらすぐに逃げろ。
関わるなと言うのが共通の行動です。
実際に自分の利益が最優先で、一人勝ちしようとする人とは取引しないです。
1回目はわからなくて取引をしたとしても、2回目以降は完全にないです。
なのでテイカーは、排除される。
協力者がいないので結局は成功しない。
ビジネスをするには、一人勝ちしない。
自分の利益よりも先にまわりの利益を考えるのが重要です。
テイカーではなくて、トップのギバーを目指すということです。
3つ目は、マウンティングする人
マウント癖のある人というのはどこにでもいます。
自分の武勇伝なんかを披露して、また自慢をして他の人に対して優位性を示す。
これがマウントなんですけど、これがかなりの悪影響があります。
自分の持っている脳力、実績をすべて台無しにしてしまいます。
このマウント癖は、すぐに直したほうが良いです。
若いときに、自分の精神の未熟さからマウントを取る行為をしてしまうこれはあると思います。
私もありました。
でも、いい歳をしてマウント癖のある人って、見てて痛いんですよね。
そういう人と、一緒に仕事をしたいとか、応援しようとか、関わりたいとか思わないですよね。
だからマウント癖のある人は、何をやってもうまくいかないし、悲惨な末路をたどります。
そんな取引先や大切な人の前で、マウンティングなんてしないよと思うでしょう。
でも、マウント癖のある人は、実は自覚していないことが多いです。
店員に、偉そうな態度をとる。
過去の実績を自慢する。
聞かれてもいないアドバイスして自分の知識をひけらかす。
特に相手が望んでいないアドバイスをするというのは、士業、専門家がやりがちです。
望まれていないアドバイスも立派なマウントです。
ビデオカメラを買おうと思って、店員さんに質問をする。
「このカメラは一回の充電で何時間の撮影ができますか?」
と聞いたとします。
すると店員さんが
「こちらのビデオカメラの電池は特殊な〇〇というのを使っております。」
「この電池を使っているメーカーは〇〇だけです。・・・・・・」
と言った感じで延々と説明が続いていく、
こちらはヘキエキとして、店員さんは得意気な感じ、
こんな経験をしたことはないですか?
実はこれ、士業とか専門家がやりがちなんです。
まずは質問に答えて、相手の反応を見て興味の度合いに合わせて補足の説明をするのがいいです。
マウント癖のある人の特徴は、自信がない、自尊心の低さ、生まれ持った気質もあるようです。
他の人との優位性を誇示しないとメンタルを保てないのです。
マウント癖のある人は頭がいい人が多いのも厄介です。
中には嘘までついて、マウンティングしてくる人もいます。
たまたま結婚式で年配で不動産会社を経営している人と隣席したときの話です。
・今度50区画の宅地分譲を計画してるんだけど対応できるのかとか
・うちと取引をしたら年間50件以上の測量があるとか
・今、上場を検討してるんだとか
とにかく言うことが大きいんです。
「素晴らしい実績ですね」とか言いつつも、
何かこの人、怪しい人だと思って、その後は特にこちらからアプローチはしなかったんです。
半年後くらいに、その人の会社の目の前の現場を測量することになって、
その方が歩いてるのを見かけて、トボトボと会社の中に入っていったんです。
ここが〇〇さんの会社なんだと思ったんですけど、
申し訳ないんですけど、古くて小さい木造平屋の建物で、
とてもじゃないけどお話されてた上場するような規模の会社ではないんです。
このマウンティングしたことによって、この人の言うことは信用できないという評価になります。
この人と関わっても、起こるトラブルとかおおよそ想像がつくので、取引をしようとは思いません。
マウンティングは百害あって一利なしです。
マウント癖のある人はすぐに治す、そしてマウント癖のある人を見かけたらすぐに逃げる。
これが鉄則です。
それでは振り返ります。
開業してもうまくいかない人3選
1つ目は、完璧主義な人
2つ目は、一人勝ちしようとする人
3つ目は、マウンティングする人
今回も、ご覧いただきありがとうございます(^-^)/
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