SNS・YouTubeを駆使して成功する!土地家屋調査士の秘訣
皆さんは、Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeをご覧になるなったことはありますでしょうか。
では、投稿をされていますでしょうか。
ハッキリ言います。
これからは、SNSでの情報発信はマストです。
SNSは仕事だと思ってやったほうが良いでしょう。
今回は、土地家屋調査士のSNSの活用についてお話をします。
この動画でSNSがなぜ必要なのか、またSNSの活用方法がわかります。
ぜひ最後まで御覧ください。
それでは、
1つ目は、SNSの守秘義務で注意すること
2つ目は、SNSの種類と特徴
3つ目は、SNSのメリット
4つ目は、SNSでできること
5つ目は、SNSの情報発信戦略
1つ目は、SNSの守秘義務で注意すること
土地家屋調査士は、仕事をする上で秘密を守る義務がありますので、SNSを活用する上では十分に注意をしなければならないのです。
土地家屋調査士法第24条の2で書かれています。
「土地家屋調査士又は土地家屋調査士であった者は、正当な事由がある場合でなければ、業務上取り扱った事件について知ることのできた秘密を他に漏らしてはならない。」
土地家屋調査士であった者という表現から、もちろん土地家屋調査士の業務を廃止したあとも、守秘義務は継続されるということになります。
秘密を他に漏らす正当な理由がある場合というのは、警察の操作に協力するなどが考えられます。
業務上知り得た秘密ですから、業務外のことは対象にならないのでしょう。
秘密というのは、一般に知られていることは対象外、当事者および関係者が公表することに同意している場合も秘密には当たりません。
前に、YouTuberの失敗小僧さんと測量の現場の中継をして、中で依頼内容などについても話していますが、当事者などの同意をもらってるので守秘義務に違反しないということになります。
見ている人が、人物や物件を特定できないほどの抽象度を高める必要があります。
ただし、あまりにも抽象的な表現が多すぎると話が面白くなくなってしまうので、抽象的と具体的のバランスが大切だと言えるでしょう。
1つの投稿だけを見ても特定できないが、複数の投稿を見ると特定できるとうのも、もちろん守秘義務に違反します。
また、人物や物件が特定できてしまうのはもちろん守秘義務違反となります。
さらに言えば推察できるような投稿も避けたほうが良いでしょう。
容易に推察できるような、直近の事案については、避けたほうが無難です。
また、人物や物件が特定できることにより、実害が生じるような場合は細心の注意を払う必要があります。
例えば、土地の売却をすることについて、売却の予定があることを知った他の業者が、「今の契約してる金額よりも高い金額で購入します。違約金を含めても得ですよ。」など、地主さんに買い取りの交渉をする可能性があります。
そうなれば、もともと買う予定であった人から訴えられる可能性もあるでしょう。
また、地主さんよっては、売却となるとお金に困っているとの噂がされることを懸念して、表立たないように売りたいという心情的なこともあります。
守秘義務について、土地家屋調査士本人がミスをすることは少ないと思います。
しかし、注意しなければ行けないのは、補助者(従業員)についてです。
補助者については、十分教育していく必要もありまし、秘密厳守のための誓約書を取っておくべきでしょう。
秘密を守れなかった場合には、出勤停止、減給、解雇などの厳しい処分があることも伝えておく必要があるでしょう。
守秘義務については、人物や物件の特定ができず、なおかつ推察もできない上に、当事者に実害が及ばないように細心の注意をしてSNSの投稿を行うべきです。
2つ目は、SNSの種類と特徴
まずは、発信の種類を大きく分けると、テキスト、画像、音声、動画と分けられます。
それぞれに、違った良さがあります。
テキストや画像は、見る人が必要な部分だけを選んで見ることができるので素早く情報を処理することができます。
音声や動画では、どの部分に必要な情報があるのかがわからないので、最初から最後まで通して見ることになります。
しかし、音声や動画は、掃除中でも食事中でも満員電車の中でも聞き流すことができます。
また、テキストよりも動画のほうが発信者の人柄までも伝わります。
優しそう、真面目そう、几帳面そうと言った人柄は、テキストよりも動画のほうがより伝わりやすいと言えるでしょう。
写真や動画で、顔出しをすることで、見ている人はまるで会っているかのように錯覚して、単純接触効果を狙うことができます。
人は、接触している回数が多いほど、好意的に相手を見るということがわかっています。
テキスト、画像、動画の特徴を理解した上で、情報を発信していくのです。
また、テキストと動画では見ている人の属性が違います。
テキストと動画の両方を見る人もいますが、テキストだけを見る、動画だけを見るというように分かれていることが多いのです。
使うメリットが、違うためにテキストと動画の両方で情報を発信することが大事だと思います。
つぎに、ストック型とフロー型のメディアがあります。
ストック型のメディアというのは、情報が蓄積されるメディアです。
ブログやYouTube、Voicyなどは、ストック型で投稿をして1年後も、2年後も、3年後も情報が見られます。
一方、フロー型のメディアというのは、情報が流れていきます。
Twitter、Facebook、Instagramは、フロー型で発信した後の瞬発力はありますが、1年前の発信が見られることはまずありません。
そして、各SNSの特徴です。
Twitterは、リツイート機能があり拡散力が抜群です。
他の人が、自分のしたツイート(投稿)に対してさらに引用して投稿することが盛んに行われています。
興味深いツイートができればリツート機能で、ものすごいスピードで拡散されて世の中に広まって行きます。爆発的な拡散力がTwitterの特徴です。
Facebookは、基本的に実名のアカウントで投稿をします。
知り合い同士で繋がって、ビジネスで使う、コミュニティで使うのに優れています。
使用している年齢層が高くて、他のSNSに比べて荒れにくいと言えます。
また、Facebookページと言って、ホームページのようなページを作ることができます。
土地家屋調査士事務所の宣伝をすることもできるでしょう。
YouTubeは、10分前後の割りと長めの動画を投稿するのに向いています。
仕事の話など深い話をするのは1分程度の短い時間では難しい。
したがって、ビジネス系であればTikTokやInstagramよりもYouTubeが向いていると言えるでしょう。
動画は、見ている人への情報量が多くて印象に残りやすいという特徴があります。
しかし、クリエイターにとっては動画を投稿するエネルギーが必要です。
話す内容を考えて、カメラをセットして撮影する、さらに編集する。
投稿するまでのエネルギー量が多く必要になります。
まとめると、
SNSは、テキスト、画像、音声、動画による投稿ができます。
テキスト、画像は、必要な部分だけをみることができる。
音声画像は、人柄まで伝わり、単純接触効果もあります。
フロー型SNSは、流れていく情報で拡散力はありますが、古い情報は誰にも見られない。
ストック型は、3年後も見てくれる人がいるのでコンテンツが資産になります。
Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeなど、それぞれの特徴を活用してくのが大切です。
フォームの終わり
3つ目は、SNSのメリット
SNSで情報発信をすることのメリットはたくさんあります。
まずは、文章スキル、トークスキルが身につく
テキストでも動画でも、毎日投稿するためのコンテンツを考えています。
実際に、投稿をするときに、主語と述語が呼応しているか、接続詞は適切か、一文が長すぎないかなど考えています。
特にTwitterは、140文字という制限の中で書き込みをしますので、内容によっては一文字も無駄に使えない。
文章を削ぎ落とす要約力もつきます。
最近では、形容詞に頼らずに伝えることを心がけています。
おいしい、楽しい、素晴らしいで済ませずに、美味しいという言葉を使わずに美味しさを伝える。
例えば、ハンバーグであれば、「ハンバーグから、無数に跳ねる油が落ち着くのを待つ。フォークでハンバーグを割くと肉汁が鉄板の上にジュワッと流れ出した。」
というように、美味しいという言葉を使わずに美味しさを伝える。
まるでゲームのように毎日行っています。
コンテンツ作りを毎日行っている人と、SNS発信をしていない人では、1年後の成長はまるで違うと思います。
つぎに、受け止め方が変わる
日々起こる出来事というのは、SNSではすべてがコンテンツになります。
イラッとすること、困難な仕事、嬉しかったことすべてがネタなんです。
例えば、先日餃子の王将のテイクアウトの窓口のところで、家に食べ物を買って帰ろうと思って迷ってたんです。
「餃子、チャーハン、うーんあとは何にしようかな??」と思っていました。
ふらっと私の前に27,8歳くらいの背の高い男性が何も言わずに入ってきたんですよ。
「あれっすみません先いいですか?」とかないのかなと思ったんですけど、まあ、注文が決まってたわけでもないし、ちゃんと並んでたわけでもないから、しょうがないと思ったんですよ。
27、8歳の男性が、テイクアウトの窓口でおばちゃんに焼餃子21人前と言ったんですよ。
結局、お店は急に忙しくなってしまって、私は焼餃子21人前が出来上がるまでお店から放置されることになりました。
このストーリーなんですけど、普通に考えたらただイラッとした話で終わりです。
SNSで投稿することを前提に生きていると、日常のイラッとする出来事はおいしい話になるんです。
餃子の王将の話をどうしたら面白く伝えられるだろうか、どうしたら投稿を見た人のためになる話としてプレゼントできるだろうかと考えます。
嫌な出来事が、ワクワクする出来事に変換されるわけです。
アウトプットすることを前提にすると、日々起こる出来事の受け止め方が変わります。
そして、人と繋がれる
日々、会合などに顔を出していろんな人と名刺交換をします。
ただし、名刺交換をしても、半年もすれば名刺を見ても誰だかもわからない状態になってしまうでしょう。
しかし、SNSでフォローしてお互いの活動を見て、イイネやコメントをしていれば印象には残ります。
名刺の交換をしてから会わない状態が続いても、SNSでチェックしていれば記憶には残るものです。
また、YouTubeで投稿しているとコメントや直接メッセージをいただく、コラボで動画撮影をすることもあります。
YouTubeでやっていたことで、繋がれた人もたくさんいます。
司法書士の失敗小僧さん、土地家屋調査士の石川温彦先生、池田直之先生や沢山の人とYouTubeを通じてつながることができました。
リアルで会うこととSNSでの交流を組み合わせることで、つながりをより深くすることができます。
そして、検索エンジンにヒットする
測量する隣りの土地を他の土地家屋調査士が、同じ時期に測量をしているということがあります。同じ時期に測量が重なるときには、立会日を調整、図面のやり取りなど打ち合わせが必要です。
隣りで測量する土地家屋調査士をインターネットで検索すると、高い確率で土地家屋調査士会の名簿以外に何ら情報がインターネット上に存在しないことがあるのです。
年齢層の高い人なら、インターネットに関心がないんだなと思うだけです。
ただし、30代、40代の年齢の低い層だと、この人、大丈夫かなと思ってしまいます。
そんなに仕事をしていないのではないか、あるいは日常業務に忙殺されている要領の悪い人なのかなと想像します。
インターネットの検索は、不動産業者さんから紹介された依頼者、境界立会をする隣地の人、測量を依頼しようと検討している人が高い確率で検索を行います。
検索して、なんの情報もヒットしなければどう思うか想像したほうが良いでしょう。
できれば、事務所のホームページあるいはランディングページがあって、ブログ、Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeの全部でなくても、いずれかの情報発信がヒットする状況であれば、事前にこういう人なんだというイメージできます。
今は、誰もがスマホで気軽に検索をします。検索して何も情報が出てこない人というのは、世の中に存在を知られていない状況です。
自分のことを検索されたときに、少なくても1ページ分くらいはサイト情報が出てくるようにしたほうが良いでしょう。
SNSを行うメリットとしては、文章やトークキルが身につく、人と繋がれる、検索エンジンにヒットするということが挙げられます。
4つ目は、SNSの情報発信戦略
SNSに投稿すると言っても、ただやみくもに投稿をすれば良いというものではありません。
戦略的に、SNS運営をしていく必要があります。
いくつかの要素をお話しますので、参考にしてください。
まずは、人は待てなくなっている
以前は、人が集中できる時間は15秒と言われてました。
今は、集中できる時間は8秒まで短くなったと言われています。
したがって、8秒以内に相手にこの続きを見たいと思われなければ、他の動画、コンテンツに離脱されます。
つまり、オープニングでいかに見ている人に興味を持ってもらうか、続きを見たいと思ってもらうかが重要なのです。
このことは、あらゆるところに出ています。
例えば、音楽で言えば、昔の曲は15秒程度イントロがあってから歌い始めたのに対して、今のヒット曲はイントロがなくていきなり歌い始める曲が多いです。
イントロを15秒も流したら、他の曲に変えられてしまうからです。
では、SNSの情報発信ではどうすれば良いかです。
テキストで言えば最初の1行目に何を書くのか、動画で言えばオープニングで何を話すのかが重要です。
一般的には、今回の発信の結論を先に伝える。
つぎに、その結論になる理由や具体例を伝えるのが王道です。
他のオープニングのパターンとしては、問いかけるという方法があります。
人は質問をされると集中して、その続きを聞きたくなります。
定説をひっくり返すという手法も、有効です。
例えば、「境界立会で土地家屋調査士は、境界線の説明をしては行けません。」
聞き手、読み手が、なに~と思ったところで、「説明をする前に相手の話を聴くのです。」と理由を伝えます。
セリフから入るという手法。
「測量なんて、そっちで勝手にやれよ。うちには関係ないよ。」
これが測量する隣地の所有者に言われた言葉です。という感じです。
人は待てなくなっている。
だから、ダラダラ前置きはしない。
オープニングを工夫する必要があります。
つぎに、アルゴリズムを攻略する
SNS、YouTubeの投稿については、常にアルゴリズム(AI)が評価をしています。
投稿が、アルゴリズムで高く評価されると、表示される回数が多くなる。
YouTubeで言えば、関連動画で表示される、おすすめ動画として表示される、検索されたときに上位に表示されやすいということが起こります。
TwitterとかFacebookで言えば、投稿した内容がフォロワー全員に表示されるわけではありません。
例えば、最初500人に表示されて、あまり良い投稿ではないと評価されればそれ以上の表示は望めません。
ところが、最初の500人で良い投稿だと判断されれば、1000人、2000人とどんどん表示されて行きます。
つまり、SNSで成功するためには、アルゴリズムで高い評価を受けることが重要なのです。
では、どうすればアルゴリズムを味方につけられるかです。
アルゴリズムについては、内容が公表されていないこと、評価の基準は常に変わっていくものです。
ただし、一般的に言われているのは、いいね、コメントが多い、視聴維持率(視聴者が投稿を見てる時間)、初動(投稿してからの視聴回数の上がり具合)、フォロワーの数に対して何人が見ているかなどで評価されていると考えられています。
高い評価を受けるための対策を挙げます。
見ない人にはフォローしてもらわないということが大切です。
お友達とか知り合いの人に、フォローしてもらうとフォロワーの数は増えます。
ところが、投稿の内容に興味がなければ見ないですし、仮にクリックしても数秒で離脱するということになります。
視聴維持率が下がって、フォロワーの数に対して見ている人が少ないのでアルゴリズムの評価が下がるということが起こります。
また、YouTubeとブログは特化したほうが良いでしょう。
土地家屋調査士に関係する話以外は一切載せないほうが、アルゴリズム上は強くなります。
ただし、土地家屋調査士の話題だけだと発信する側は飽きてしまうので、サブのYouTubeチャンネル、ブログも作って、土地家屋調査士以外の話題はサブでやっています。
Twitter、Facebook、Instagramは、基本は雑記です。
日常の出来事で、観た映画、趣味、食事などの話題で親近感を持たれるようにしています。
ただし、5回に1回くらいは土地家屋調査士の話題を入れるようにしています。
日常の発信だけでは、何をしている人なのか相手には伝わらないので、土地家屋調査士の仕事のアピールも時折入れています。
もちろん、いいコンテンツを作っていくことも大切ですが、アルゴリズムで高い評価を受けられるような運営をしていくことが重要です。
そして、導線をつくる
SNSで情報発信をするというのは、単に楽しいからするという人もいるかも知れませんが、ビジネスとしてやるには目的があるわけです。
例えば、人を採用したい、業務の依頼を誘致したい、有料セミナーや商品を販売したいという目的があると思います。
目的を達成するためには、しっかりとした導線(人の流れ)を作る必要があります。
Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeを見た人をホームページ(ランディングページ)に誘導して、採用の記事から応募してもらう。あるいは業務の依頼を誘致する。
YouTube、ホームページから、公式LINE、メルマガに登録してもらう。
さらに公式LINE、メルマガに登録した人に対して商品の販売(Kindle本、セミナーの集客)をしていくということです。
Twitter、Facebook、Instagram⇒YouTube⇒ホームページ(ランディングページ)⇒公式LINE、メルマガと階段を上がっていってもらいます。
見ている人が、階段の上に行けば行くほど、自分に興味を持ってくれている、信頼してもらえている人、購入の意志が高い人ということになります。
階段の上の人は、売り込んでいってもそんなには嫌がられないということになります。
目的達成のために、動線(人の流れ)を作るのが大事です。
最後に、知識の呪縛というお話をします。
知識の呪縛というのは、自分が知っているわかっていることについて相手もわかると思い込んでしまうということです。
知識の呪縛が、情報発信をする人は最も注意しなければならないということでしょう。
知識のレベルというは、ピラミッド型になっているということは理解してください。
ピラミッド型ですから、初心者、初級者、中級者、上級者とレベルが上がれば上がるほど人数が少なくなっていくということです。
当然、たくさんの人に情報を届けたいと思うのであれば、初心者、初級者に合わせた話をしなければなりません。
難しい言葉、専門用語を使わない。使ったときには、直後に言葉の意味を説明する。
例え話や、エピソードを入れながらわかりやすく話す。
いきなり、筆界という言葉を使ってもほとんどの人には伝わりません。
筆界というのは、例えば田中さんと山田さんの土地の間には境界線があります。
山田さんの土地が5番という地番(番号)で田中さんが6番だとすると、5番と6番の土地の境界は公に定められています。公に定められた境界のことを筆界というのです。
これくらい丁寧に説明をする必要があります。
自分がわかっているから、相手もわかるだろうというのが「知識の呪縛」です。
情報発信者が、最も陥りやすくて注意すべきところであろうと思います。
まとめると、人は待てなくなっている。
アルゴリズムを攻略する。
導線をつくる。
知識の呪縛というお話をしました。
5つ目は、SNSでできること
SNSでできることをざっと並べます。
人の採用、業務の依頼誘致、セミナーの集客、自分の商品の販売といったところです。
まずは、人の採用
1人を採用するのに、30万円から50万円くらいの費用はかかるのではないかと思います。ある程度、フォロワーがいれば、採用の費用は削れると思います。
私の場合は、今はスタッフの募集はしていません。
ただし、働かせてほしいというメッセージを頂くことはあります。
すべてお断りはさせてもらってますが、感覚的に言うとYouTubeや他のSNSで募集をすれば費用をかけずに採用はできると思います。
さらに、応募してくる人というのは私の人となりや考えを理解した上で働きたいと言ってくる人が多いです。
そのために、採用後のミスマッチは起こりづらいのではないかと思います。
また、応募する人からすると重要なのは、給与や休日の待遇よりも、代表者の人柄や考え方が大切なわけです。
代表者の人柄や日常が見えるSNSが、どんな求人媒体よりも採用では威力を発揮します。
つぎに、業務の依頼誘致
YouTubeやSNSから業務の依頼は来ます。
ただし、年間に5件から10件程度でネットの集客だけで、運営をするにはほど遠いと言えるでしょう。
また、問い合わせの8割くらいは、とりあえず依頼する気はないけど金額がいくら位か聞いてみたい、興味本位で連絡してくる受託にはつながらないパターンです。
私の場合は、少人数での運営をしていて問い合わせのたびに業務をストップできないので電話による対応はしていません。
3年くらい前から、ホームページやSNS上には電話番号をできるだけ掲載しないようにしています。
問い合わせは、すべてホームページの問い合わせフォームからメールで行っていただくようにしています。
ただし、年間5件から10件程度とは言っても、貴重なご依頼ですからあったほうが良いと言えるでしょう。
そして、セミナーの講師と集客
YouTubeで発信をしていると講師の依頼は来ます。
今までは、講師依頼は人前で話すのが得意ではないので、すべて断ってきました。
ただし、これからは不動産業者さん向けで、なおかつ条件が合えば受けようかと思っています。
あとは、人前で話すのが好きであれば、自分でセミナーを開催してSNSで集客するという方法もあります。
セミナーで人と直接会うことで、業務の依頼を増やすこともできるし、自分の商品を売ることもできるでしょう。
最後に、商品の販売
私の商品の販売といえばKindle出版ということになります。
今のところは、Kindle本だけですが、他にも何か商品を考えて販売していきたいと思っています。
土地家屋調査士は、労働集約型で土木系の体力も必要な仕事です。
これから60歳、70歳、80歳と業務を行っていく中で、どうしても体力的には衰えて業務の処理能力は低くなるでしょう。
あらかじめ、体力が衰えることがわかっていますから、徐々に商品販売に力を入れて、労働して報酬をもらうスタイルから商品の販売にシフトチェンジをしようと思っています。
これからは、土地家屋調査士の業務を行いつつ、商品販売を増やしていくと言ったところです。
商品としては、Kindle出版の他にも、YouTubeの広告収入やメンバーシップ、ブログアフィリエイトなども考えられます。
これから、時代に合った収益方法というのはできてくると思いますので、
見極めながら行っていくというところです。
実名や顔を出すことに、抵抗があるという人もいるでしょう。
士業で、独立する以上は自分自身が商品です。
タレント業と一緒で、自分自身を知ってもらうことが大事だと思います。
営業のメールや電話が増えるということがあります。
目立つところに電話番号を載せない、メールが来たら受信拒否といった対応方法が考えられます。
誹謗中傷が怖いとうこともあるでしょう。
SNSで投稿をしていると、心無いコメントが来ることもあります。
コメントしたユーザーを非表示にする、ブロックするという手段があります。
開示請求をして、その事自体もネタにしてしまうこともできるでしょう。
最初のうちは、心ないコメントに落ち込んだこともありました。
でも今は、普通にブロックなどの対応をして今では何とも思いません。
こんな投稿をして良いのだろうか、変に思われるのではないか、恥ずかしいと思うかもしれません。
最初のうちは、見ている人は少ないし、自分が思っているほど周りの人は何とも思ってはいません。
SNSなんて、忙しくてできないと思うでしょう。
SNSは、仕事だと思ってください。
インターネット上のコンテンツは、24時間休まずに情報を届けます。
自分が投稿した情報は、車に乗ってるときでも、布団で寝ているときでも、牛乳飲んでるときでも、誰かに情報を届けてくれるのです。
無休で24時間働いてくれる営業マンを雇っているようなものです。
岡田斗司夫さんの著書で「評価経済社会」という本があります。
これまでの貨幣経済社会(年収や資産で評価された時代)から、「評価経済社会」変わったと言われています。
「評価経済社会」では、影響力や評価(フォロワー)を得ることが、最も手っ取り早いお金稼ぎであるとされています。
YouTubeでも、ブログでも、SNSでも、人から喜ばれる情報を発信することが、最も手っ取り影響力や評価を得る最も早い成功への道筋です。
SNSはマストであり、仕事だっと思ってください。
最後にSNS、ブログ、YouTubeやりますか?やりませんか?