【キャッチコピーの基本】言葉の威力?依頼が止まらない土地家屋調査士事務所のキャッチコピー力
今回は、「キャッチコピーの基本」という本を読んだので解説と私の事務所のキャッチコピーを交えながらお話します。
SNSのメールの送信、You Tubeのサムネイル、タイトル、コンテンツ作りに役に立つと思います。
ぜひ、最後までご覧ください。
この本、漫画なんです。私はビジネス書の漫画って好きなんです。
読みやすくて、面白くて、ハズレがないんです。
やはり、それなりに売れていて、評価の高い本しか漫画化しないので、買って失敗したということは有りません。
商品のネーミングやキャッチコピー、言わば言葉だけで、商品が数倍に売れたという事例はたくさんあります。
名前を変えただけで売上が数倍になった事例です。
「通勤快速」で売上15倍
「鼻セレブ」で売上10倍
「おーいお茶」6倍の40億円
言葉にはそれだけの力があるということです。
その「キャッチコピーの基本」を3つのポイントでお話します。
1つ目は、自分と関係があると思ってもらう
自分と関係があると思ってもらうためのポイント
・ターゲットを絞り込む
「性別」「職業」「居住地」などの属性でターゲットを絞り込むことで、相手は自分に呼びかけられていると感じます。
例えば「不動産の仕事をされている人に耳寄りの情報です。」といった感じでしょうか。
・受け取る側の立場になる
受け手が心の中で考えている本音を推理する。受け手が考えている本音のことをマーケティング用語でインサイトと言います。
例えば「となりとの境界線がハッキリしてないと、雨ドイやエアコンの室外機が敷地をはみ出してるんじゃないか?気になって仕方がない・・・気になりだしたら切りがないですよね。」といった感じでしょうか?
・ニュースを知らせる
人はなぜかニュースが好き!
良く言えば好奇心が強い、悪く言えばただの新しいもの好きということになります。
ニュース性感じるワードです。
「初」「新」を入れる。
「年月日」「曜日」「時刻」を入れる。
「ついに」「とうとう」「いよいよ」を入れる。
「話題」「注目」「〇〇で紹介された」
「発表」「宣言」「速報」
「特別に」「今なら」「これで最後」
こんな言葉で、人はニュース性を感じて、その情報に飛びついてきます。
まあ確かに、週刊誌、広告宣伝、テレビの番組はこう言ったたぐいのワードのオンパレードです。
「日本初!インターネットを中心に依頼を受ける土地家屋調査士事務所」
「毎週火曜日・木曜日の18時にYou Tube配信!」
できるか不安ですが・・・。
2つ目は、「言い切る」と「考えさせる」
まずは「言い切る」
・短く言い切る
結果にコミットする(ライザップ)
バイトするならタウンワーク
ビール冷えてます。
言いたい要素を圧縮して短く言い切る。それだけで受け手に刺さる言葉になり記憶に残る。
「境界入れます!」こんなんでどうでしょう。
・予言して言い切る
占いの需要が多いのは、不確かな未来を予言してくれるから
人間は、他人に自身を持って断言されるとつい信じてしまう。
こんなのどうでしょう。
「境界を入れれば今の悩みはなくなります。」
・命令して言い切る
命令されると反発するのが一般的だが、一方で命令されることに喜びを感じる心理もあるようです。競争が激しくてスルーされる可能性が高い商品には、あえて命令形で相手を刺激します。
「心配するなら測量しろよ!」こんな感じでしょうか。
・宣言して言い切る
他人の宣言であっても人はなぜか気になる。そこにニュース性と力強さを感じるからです。
「測量は、高いなりの価値はあります」こんな感じでどうでしょう。
次に「考えさせる」
・問いかける
人間は何か問いかけられると自然と答えを探してしまうという習性がある。
その習性を利用してキャッチコピーをつくる。
こんな感じです。
「自分の土地の境界線の位置はわかりますか?」
・親身に語りかける
「はいはい」「そうそう」「なんで分かるの?」などと答えてしまうような親身な問いかけをされるとその相手に心を許してしやすくなる。
「今抱えている心配事を次の世代に引き継ぎたくないですよね」
・二者択一をせまる
二者択一をせまられるとそのどちらかを選ばないといけない気持ちになる。
「ブロック塀は、境界線の中心?それとも内積みですか」
「境界線の心配事をそのままにするか?解決するか?」
3つ目は、語呂を良くする。
まずは語呂を良くする
・対句法
フレーズを並べることでリズムが良くなり、お互いのフレーズが際立って印象に残る。
「帯に短し、タスキに長し」「注意一秒、怪我一生」
「事件は会議室で起きてるんじゃない現場で起きてるんだ」
なんていうのが挙げられます。
こんなのはどうでしょうか。
「不安一生、測量3ヶ月」
「悔いを残さずに杭を残すために」
・3つ重ねる
3つ重ねることでテンポと語呂が良くなって心に刺さります。
「うまい、はやい、安い」「清く、正しく、美しく」などが挙げられます。
「杉山事務所の測量は、うまい。おそい。ちょっと高い」
こんなんでどうでしょう。
・ダジャレを使う
ダジャレはハマると大きなパワーを発揮します。
「でっかいどう、北海道」などが有名です。
こんなのはどうでしょう
「迷ってないで測量事務所を即利用」
・対義結合
違う意味や矛盾する言葉をくっつけて言葉の化学反応を起こす。
「うれしい悲鳴」「負けるが勝ち」「急がば回れ」
あとは
「こども店長」「駅前留学」などが挙げられます。
以上、「キャッチコピーの基本」の解説と杉山土地家屋調査士事務所のキャッチコピーを交えてお話してきました。
それでは、まとめます。
1つ目は、自分と関係があると思ってもらう
・ターゲットを絞り込む
例えば「不動産の仕事をされている人に耳寄りの情報です。」といった感じでしょうか。
・受け取る側の立場になる
例えば「となりとの境界線がハッキリしてないと、雨ドイやエアコンの室外機が敷地をはみ出してるんじゃないか?気になって仕方がない・・・気になりだしたら切りがないですよね。」といった感じでしょうか?
・ニュースを知らせる
「日本初!インターネットを中心に依頼を受ける土地家屋調査士事務所」
「毎週火曜日・木曜日の18時にYou Tube配信!」
2つ目は、「言い切る」と「考えさせる」
まずは「言い切る」
・短く言い切る
「境界入れます!」
・予言して言い切る
「境界を入れれば今の悩みはなくなります。」
・命令して言い切る
「心配するなら測量しろよ!」
・宣言して言い切る
「測量は、高いなりの価値はあります」
次に「考えさせる」
・問いかける
「自分の土地の境界線の位置はわかりますか?」
・親身に語りかける
「今抱えている心配事を次の世代に引き継ぎたくないですよね」
・二者択一をせまる
「ブロック塀は、境界線の中心?それとも内積みですか」
「境界線の心配事をそのままにするか?解決するか?」
3つ目は、語呂を良くする。
まずは語呂を良くする
・対句法
「不安一生、測量3ヶ月」
「悔いを残さずに杭を残すために」
・3つ重ねる
「杉山事務所の測量は、うまい。おそい。ちょっと高い」
・ダジャレを使う
「迷ってないで測量事務所を即利用」
・対義結合
「うれしい悲鳴」「負けるが勝ち」「急がば回れ」
「こども店長」「駅前留学」などが挙げられます。