土地の境界線はハッキリしていますか?
皆さんが所有している土地、売りたいのに売れない。
土地を子供に分けたいのに分筆登記ができない。
隣の人と境界争いになり、裁判になってしまった。
そんなことがあるのを知ってますか?
土地の境界線がはっきりしていないと分筆ができないし、売りたくてもスムーズに売却ができません。
みなさんは、住んでいる場所の境界線の位置を知っていますか?
私は土地家屋調査士という仕事で、たくさんの土地の境界線を確認しています。
まず、あなたの土地が塀やフェンス等で囲われているかどうか?
そして境界にコンクリート杭や金属のプレートなどの標識があるでしょうか?
お隣の人との境界線の認識は一致していますか?
ベランダや屋根、樹木など隣の土地からはみ出しているものはないでしょうか?
測量をしてお隣の人と境界線を確認しておけば安心ですよ。
私たち土地家屋調査士に依頼をすれば、土地の境界線を明確にすることができます。
明確に確認できる理由は三つあります。
一つ目は、現地に境界標を設置して明示します。
隣の人と境界を確認した後にはコンクリート杭や金属プレートなど、永続性のある標識を取り付けます。
コンクリート等で回りを固めて容易に動かないように設置します。
また工事等でなくなってしまっても、世界測地系と言って、全世界で共通の座標値 位置のデータで簡単に同じ位置を再現することはできます。
設置した境界標識の写真等、記録しておけばより安心だと思います。
お隣りのベランダや屋根、パラボラアンテナなど、はみ出していないかも確認をすることができます。
二つ目は、確認したことを書面に残します。
書面を作成してお隣の人と境界を確認した後に署名捺印を取り交わします。
書面を保管しておけば立会をした事実を証拠として残しておくことができます。
隣からの越境物がある場合はそのことも書面で確認しておくと良いと思います。
相続や売買で所有者が変わったとしても、書面に「所有者が変更する場合にも第三者に書面の内容を引き継ぐ」旨を書いておけば、将来も安心です。
そして、三つ目です。
地積更正や分筆登記を法務局に申請をすると、測量図面は法務局に永久に保管されます。
そして、測量図と座標値の測量データは、公的な資料になります。
測量図面は、誰でも閲覧することができます。
なので、後日の紛争を防ぐことができます。
私たちの大切な土地の境界をハッキリしておけば、子供や孫に安心して土地を引き継げます。
もし、将来に土地を売却する場合は、境界が明確であればスムーズに売ることができます。
土地を分割する場合も、境界が決まっていないと分割ができません。
測量が必要になりましたら、まず、見積もりを出します。
杉山事務所まで、連絡ください。